ドール兄 |
・・ごきげよう美しい私のレディ達と、おまけの紳士諸君。 私の名はへリオドール。可愛いロゼの四番目の兄だ。 いつも愚弟がお世話になっててすまないね*・:゜.゜.。 *゜~☆.※・. ☆ .・ |
(執事が執事が茶器セットを持って入ってくる) |
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ドール兄 |
・・・ああ、リオルありがとう。(微笑) 今日のお茶はなんだい? |
執事 | 本日のお茶はエリシオン家特製のスペシャルブレンドティーでございます。 お茶請けの御菓子はマロングラッセを用意いたしました。 |
ドール兄 |
ありがとう(微笑んで受け取り) ・・ああ、やはりリオルの煎れたお茶は美味しいね(くす) |
執事 | お褒めにあずかり、光栄にございます(一礼) |
(暫し、実に優雅なティータイムの一時が流れる) |
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ロゼ | ・・・・・・・・・・・・・・・・。 (呆然と目の前の光景を見ている) |
ドール兄 |
・・おや、ローゼどうしたんだい?(ロゼに気が付いて) ・・そんな所に突っ立っていないでここに来て一緒にお茶でも 飲んでくつろぎなさい。 (優しくロゼを手招く) |
ロゼ | (言われるままにふらふらと、席に座って) |
執事 | ローゼライト様、お茶をどうぞ。 (実に洗練された動きでロゼにお茶を煎れる) |
ロゼ | ・・あ・・ああ、サンキュ・・・(言われるままに受け取り一口飲む) ・・・・・ふう(一息ついて) |
ドール兄 |
お前は昔からよく、呆然としていたけど今回は何をそんなに呆然としていたんだい? (実に優雅に微笑んで問いかける) |
ロゼ | えっと・・それは・・(はっと今更気が付いた) なんでドール兄が俺の部屋で優雅に茶飲んでんだよ?! しかも、何か部屋の様子が違う!!!(泣) |
ドール兄 |
大声出さなくても良いのに。まだまだお子様だね(くすくす) ・・・まあ、そんなところが可愛いのだけれどね。(くす) |
ロゼ | 兄貴(怒) |
ドール兄 |
短気なところは本当に変わらないね。 ・・・仮にも騎士を名乗るなら、もう少し落ち着きを持ちなさい。 |
ロゼ | 説明になっとらんわ!!!(怒) |
ドール兄 |
・・・なんだい、可愛い最愛の弟とお茶を飲むのがそんなにイケナイことかい?(小首傾げ) |
ロゼ | んなことは言っとらん!!つーか、100歩譲って茶の事は良いとしても!!! この部屋は何だ一体!!!!(号泣) (趣味は良いが、超ゴーカなキンキラキンの貴族部屋と化した自室を見て涙にくれ) |
ドール兄 |
あんまりにもこの部屋が殺風景だったから、私が模様替えをしてあげただけだよ?(くすくす) |
ロゼ | うぎゃ〜!!!ベットまでビラビラの総レースの天蓋付きになってるし!!(号泣) |
ドール兄 |
泣くほど喜んでくれて私は嬉しいよ。可愛いローゼ(にっこり) |
ロゼ | 違う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(しくしくしくしく) |
ドール兄 |
・・・それにしても・・(ロゼの抗議の声を無視して、ほうっとため息をつく) ・・・・夏の名残も消え、季節は秋になってしまったね。 こうして、涼やかな風と美しい虫の音を聞けて私としては嬉しいのだけど・・・寂しくもあるね。 |
ロゼ | うそつけ!!!まだバリバリ残暑が残って暑いじゃんか?! |
ドール兄 |
・・・・・・・・あまり風情のないことを言う物ではないよ、ローゼ?(困ったように微笑み) お前も少しは雅事を理解しても良い歳だろうに・・(ため息) |
ロゼ | 悪かったな無骨者で(むっつり) 俺は剣に生きる武断の者だから雅事なんぞ必要ないわいっ!!!(怒) |
ドール兄 |
・・・むくれてもかわいいだけだよローゼ。 それに、お前はそれほど無骨者でもないだろうに・・・(にっこり) ・・・・・・・・芸術家であるこの(強調)私が面倒を見ていたのだから。(にこにこにこ←瞳は笑っていない) |
ロゼ | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(冷や汗だらだら)
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ドール兄 |
まあ・・それは置いておいて。(にっこり) ・・・・こんな心地よい秋の夕べにはね。 お気に入りのお茶とお気に入りの本を読んで過ごすのが一番だと私はおもうのだけどね? ローゼもそうは思わないかい?(くすくす) |
ロゼ | ・・・・・・まあ・・・な。
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ドール兄 |
珍しく意見があったね。(嬉しそうに微笑み) 今日はね。(執事を呼んで一冊の本を持ってこさせる) ・・・・とても興味深い詩集が手に入ったので一緒に読もうと思ってローゼの事待っていたんだよ。 ・・・・・美しい詩の朗読もまた、我々には必要な心潤う教養の一つだからね。(くす) |
ロゼ | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(げっそりとした顔で、渋々と頷く) |
ドール兄 |
そんな顔するものじゃないよ? ・・・とても楽しい詩集だからね・・・それじゃ、私の美声で読んであげよう。 (執事から、詩集を渡され、開いて) ・・・・・・・・・タイトルは〜愛しきアルスディアの日々ーロゼ心のポエムー〜 |
ロゼ | ぶっ!!!!!!!!(タイトル聞いて飲んでいた紅茶を吹き出す) |
ドール兄 |
・・・・タイトルセンスは無いけれど・・・心くすぐられる詩集だねえ(くすくすくす)
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ロゼ | ちょ・・ちょとまていっっ!!!! 何で兄貴がそれを?!(大慌て) |
ドール兄 |
・・・これかい?さっきお前の部屋を模様替えしている時に見つけたんだ(にっこり)
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ロゼ | 返せ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! (物凄い勢いでドールに詰め寄ろうとして、しびれて動けず) ・・・・・何・・・・・で・・・・・(ふるふる) |
ドール兄 |
サードニクス兄上のしびれ薬は良く効くね(くすくす)
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ロゼ | !!!!!!!!!!(ギッと睨むが身体は動かず) |
ドール兄 |
ふふふふふ。(にこにこにこにこ) では、読ませてもらうからローゼもちゃんと聞いていてね?(くすくす) |
ロゼ | !!!!!!!!!(うぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!←ロゼ心の絶叫) |
ドール兄 |
・・・・・人間諦めが肝心だよ?(にっこり
)
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〜愛しきアルスディアの日々ーロゼ心のポエムー〜 |